競合を避けたい
業界の成熟期や衰退期は、市場のプレーヤーたちが守りに入り、合併とコストを繰り返す。
やがて、値下げだけが競争優位をつくる唯一の手段となり、そうなると企業体力に勝る大企業が勝つという膠着状態に。
これは避けられないビジネスの流れ。
でも、経営の問題は業界全体の流れではなく、みんなと同じことで安心する「あなたの気持ち」です。みんなが同じように儲かっていないときは、ニッチ戦略の効果が高まるときです。
市場の大きさ=ビジネスの優位性?
ラーメン屋で考えてみてください。
デフレ下の市場で大手チェーンが低価格を武器に業績を伸ばした時期がありました。ですが原材料の高騰と最低賃金の上昇で、軒並み苦境に立たされています。
そんな中で、低料金をうたう個人商店が生き残ることができるでしょうか?
行列のできるような人気店は、大手チェーンの倍以上の価格で商品を提供しています。そして、それぞれが特徴ある独自の味で勝負しています。
そこでは、自分の味を慕う少数のコア客が行列を作っています。
これはものづくりやサービスでも同じこと。それなのに実際は、製造業で言うなら、展示会を歩くと短納期、多品種、低コストを売りにする出展者の多いこと。美容サービスならクーポン雑誌に似たようなお店が値引きのお得感だけを強調していること。
これが、企業体力に劣る上、自分が不利な市場で戦っているという現状なのです。
・・・その上で、あなたはどう戦いますか?
競争のスキマに商機あり
既存事業のニッチ化は、クライアントとなった大半の経営者が、顧客を絞り込むことに不安を感じます。ラーメン店で言えば、醤油も味噌も塩の中から一つの味に絞るとき。それに伴い、二つの味のファンを捨てることにつながるからです。
ビジネスの業種や業態によって、おのずと影響を及ぼすことができる商圏や客層は決まってきます。だからその中で、自分持っている強みで優位に立てる小さな市場を創る、もしくは奪る。
成功例としての人気ラーメン店を見れば、成功するイメージは理解できるはず。次に事業を経営するあなたに必要なことは、今のお客様を変える、ほんの少しの勇気。そして、新しいお客様にかける、目一杯の熱意です。
ニッチ戦略は自分が弱者と認めることができて、初めて生まれる選択肢。あなたの勇気ある選択を、実現に向けた市場づくりや作戦立案、販路開拓の実践指導でしっかりとサポートします。
既存事業のニッチ化コンサルティング
既存事業の強みを探し、それを活かすニッチ化を支援します。ニッチ化には、大きく分けて2つのケースが考えられます。
ケース1
新しい商品・サービスで既存の業界へ新たな価値を提案する
ケース2
既存の商品・サービスが強みとなる他の業界へ参入する
ただし、ニッチ化はセオリーを度外視する戦略なので、固定化されたメソッドはありません。まずは当社のニッチ化診断で、あなたのビジネスが可能性を秘めているか確かめてください。
ニッチ化の可能性診断
あなたの考えている事業構想や進行中の新規事業が、ニッチ戦略をとることによって事業化・収益化の効果が高まるのかを診断します。ニッチビジネスへと進む最初の一歩はここから。
ニッチ戦略策定
業界のスキマを探し、過当競争から抜け出すため、アイディア出しからマーケティングまでをサポートします。3か月~6か月をかけて、あなたのビジネスをニッチ化する経営戦略にまとめます。
ハンズオン支援
ニッチビジネスの事業化や収益化の実践をハンズオン支援します。商品企画や販路開拓、プロモーションなど、ニッチ化のメリットを最大限に生かせるサービスです。
ニッチ化アドバイザー
弊社代表でビジネスクリエイターの伊豫田が、あなたのブレーンとして、定期的にディスカッションする機会をつくります。既存ビジネスのニッチ化へのアドバイスのほかニッチビジネスに適したマネジメントのノウハウを提供します。
遠隔地のお客様についても、web会議などでのリモート参画も対応可能です。